ATBSでは、組織が改善を蓄積する考え方を「能力経営」、判断の前提を記録・照合する設計原則を「誠実構造」、それらを組織に実装する方法を「ATBS変革モデル」と定義している。
この概念はどこから来たのか
淺野が「変革」を真剣に考えるようになったきっかけは、事業責任者として売上・利益を追い続けても手応えがない、という違和感だった。結果を直接コントロールしようとしてもうまくいかない。視点を変えて「売上はどのようなプロセスで生まれているのか」という問いに向き合い、施策の妥当性と進捗をメンバーと共有し続けることで、業績は改善した。
その後、SAP主催のCOO養成塾への参加を通じてビジネスプロセス管理と本格的に出会い、「プロセスを磨くことで変革が実現していく姿」を具体的な事例として目の当たりにした。
30年の経験を通じて到達した結論は一つだ。変革は能力である。その能力は、経験によってしか蓄積されない。